なんかHAPPYなこと 

絵本で子育て♪おすすめ絵本を紹介!育児奮闘中で発見したあれこれ。歯科矯正や絵本についても発信しています。

『子どもに本当に贈りたい本!』歴史や偉人が好きになるとっておきの本

 

女の子に贈りたい本

本のプレゼント、受け取ったことはありますか?

私の幼少期のプレゼントは決まって、「絵本」でした。

その絵本たちは、大切に保管してあり今でも親から子へと受け継いでいます。

意外と本って何度も読んでいても、心に残る本は時間が経つとまた読みたくなる。

でもどんな本に興味を示してくれるか?勉強にもなるような本を選んであげたい。どれを選んで良いのかわからない・・・

 

本の良さは、流行りすたりや年齢で使用不可にはならず、廃棄しなくても良いところです。良い物は良くて保管しておけばまた読む時がやって来ます。

 

前回はクリスマスの絵本を紹介させていただきました👇

今回はイベントに限らずに、プレゼントしてあげたいと思う本の紹介です。

 

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 今回は実際購入した本で、最も多く子どもが自ら選んで読むことができた、知識にもなる本を紹介します。

 

 みらいへはばたく おんなのこの でんきえほん

 この絵本、文字ばかりの伝記絵本とはまた違って、

とにかく絵が可愛い♡

伝記絵本は難しい?読みやすさは?

読みやすさポイント!
  • 文章はすべてひらがな
  • 絵が美男美女で美しい
  • 難しい説明はなく、簡単にかみ砕かれている
  • 文章内に、主人公の気持ちが多く入っていて感情が入りやすい
  • 23人のカッコいい女性偉人が登場するので、飽きない

少女漫画の文章版のような、親しみやすさもあるので、あまり読書をしないお子さんでもパラパラとまくるところから、手に取りやすい絵本だと思います。

絵がかわいいし、実際にあったカッコいい女性のお話しだから憧れちゃう♡

絵も目を引きますが、文章もちゃんと混ぜてあるので、集中して読書するにはピッタリです!娘には6歳でプレゼントしましたが、毎晩読み聞かせで選んできます。

絵が少女漫画のよう


何と言っても登場人物が、行動的でセンスがあってカッコいい!!

でんきえほん

 

源氏物語で有名な、むらさきしきぶもとても美しく、繊細なイラストで乙女心をくすぐるようなイラストです。

文章の内容も、難しい表現とは違い、主人公の感情を多く取り入れているため、文章が多く長いストーリーでも平気で聞いている様子です。

歴史が好きになる本

これは飽きないですよね。大人もつい絵でも文章でも楽しめるので読み入ってしまいます。

心打たれる強い女性たち

♡娘の憧れは「オードリー・ヘップバーン」

たくさんの映画に出演し、世界中の人々に愛された女優。ユニセフにも力を注ぐオードリーの生き方は強くて優しく娘のハマり度ナンバーワンでした。

 

♡「ココ・シャネル」自分の思いを諦めない強さ

自分のよいと思ったファッションを多くの人に広め、常に流行の先端に立って自分のファッションを貫く強さは並大抵ではありません!年をとってもファッションの世界に戻り返り咲く姿は強く美しいを通り越したものがあります。

♡自分と同じ年でこの世を去った「アンネ・フランク」

この「でんきえほん」の中で最も興味を持ったのは、アンネでした。

戦争を知らない私たちにとって、とても信じられないような恐ろしい出来事を教えてくれました。幸せな生活を壊されてしまったアンネが、最後まで希望を捨てない姿に、何か感じるものがあったようです。

実は私も、有名だけどこの人たちは何をしたのか、何を経験したのか・・・詳しく知らなかったこともありましたのでとっても勉強になりました!

子どもが興味を持った偉人の本を購入

アンネ・フランクに興味を持ち、ついに自分のお小遣いで「アンネの日記」を購入しました。とても嬉しそうに毎日一緒に読んでいます。その時代にアンネは何を感じ、何を体験したのか、もっと知りたくなったようです。

この興味を持たせるきっかけを大切にしたいなと思っています。本を読むということは、知識になることはもちろん、興味の宝庫だとも思います。

 

 

字は多めですが、読みやすさに工夫をされていて、1年生でも飽きずに読めています。難しい用語の説明文もあるので、嫌にならずに読み進めることができました。

私も、子どもの頃両親にプレゼントされたのが「アンネの日記」だったのですが、今でもずっと私の中で心に残る名作です。娘も偶然にアンネに興味を持ったので、驚きましたが、それほどアンネのことが知りたくなる魅力があるのだと思います。

まとめ

 子どもへの本のプレゼントは、すぐ飽きてしまったりしてがっかりしたこともありました。この本は毎晩毎晩ボロボロになるまで読み込んでいます(笑)

よく飽きないな・・・

その子に合った興味のあるものを選ぶのも大事だと思いますが、新たに興味を持つきっかけを、本を通して作っていけたらいいなと思います。

読書が好きではないお子さんも歴史や偉人について楽しい・おもしろいと思ってもらえたら嬉しいです。

 

こちらもかわいいイラストで偉人が学べる!おすすめ本👇

 

 
合わせて読みたい! 

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【1年生への読み聞かせボランティア】読んだ本と反応

1年生 読み聞かせボランティア

こんにちは。

 

子供の通う小学校で読み聞かせをしている3児の母です。

今回も、読み聞かせに行ってきました。

この時間は子供たちがとても楽しみにしている時間で、授業前のにリラックスして、集中力を高める大切な時間だと思っています。

 

今日担当したのは1年生。

1年生の読み聞かせには、いくつかポイントがあります!

おすすめの絵本と合わせて紹介していきます。

 

 朝の読み聞かせの効果

読み聞かせはいつしていますか?ほとんどの家庭が就寝前に読み聞かせを行うそうです。我が家でも毎日就寝前に読み聞かせをしていましたが、実は朝の読み聞かせが一番効果的なんだそうです!

確かに就寝前ってみんなもう眠いから、最後まで読み切る前に寝てしまったり、読む側の自分でさえ、寝落ちして子どもに起こされる!なんてことも多々あります。

 

朝の読み聞かせの効果は、一日の中で脳が最も働くのは朝。

朝は吸収率が高まるのだそうです。

確かに勉強でも、夜より朝の方が効率が良いって聞きますよね。

学校での読み聞かせは、朝行いますが、子どもたちが集中してくれるのもこの時間。

この時間に集中して絵本を読むことは、この後の授業の学習に取り組みやすいのだそうです。

一年生への読み聞かせのポイント

1年生の読み聞かせにはポイントを押さえて、読み聞かせを心がけています。

一番感情を出して聞いてくれる年齢なので、本当に読んでいて楽しいです。

ポイント!
  • 絵本の内容に集中できる子とできない子がいるので、対象年齢よりも少し低めの絵本を選ぶ
  • 2冊読む場合は、1冊は長めの絵本⇒2冊目は短めの絵の多い絵本
  • 長めの絵本であれば、テンポ良く
  • 1年生は、おもしろい絵本が最高に受けがいい!
  • 1冊目の反応を見て、まだ集中できそうだったら長めの絵本を2冊に!
  • 絵本は3冊準備しておく。1冊目で集中できなそうだったら2冊目は簡単絵本 ※読むのは2冊

 笑える面白い絵本のおすすめはこちら👇

 

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 お話しの内容がとても良い内容で、ぜひ読んであげたい絵本があり読み聞かせをしたことがありました。内容を話したくても1年生は文字が多い絵本は最後の方は飽きてきてしまいます。ざわついてしまう子と、最後まで集中できた子と半々でした。

本に集中することに慣れていない子もいます。全体での読み聞かせは、そんな慣れていない子も集中力があまりない一年生を基準にして選んであげることがポイントだと思います。

全体が静かに集中して聞いてくれることにより、ふざけたりお話しをしてしまったり、全体が集中できなくなってしまうということが減ります。 

 今回読み聞かせをした絵本①

もう表紙の絵から、子どもたちクスクス!早くお話し読んで~!!

表紙からワクワクする1年生が可愛いです。

 

ぶうぶはオムライスが大好き!

けれど、きょうはれいぞうこにたまごがありません。

みんなのお家をのぞくと、みんなおいしそうなオムライスを食べている。

 

ぶうぶ、急いでたまごやさんに買いに行きました。

 なんと、めんどりのたまごやさんはもう売り切れ!!

そんな~。ぶうぶはがっかり。

どこへたくさんの卵を持った怖そうなおおかみが通りがかります。

読み聞かせ どきどきオムライス

勇気を出しておおかみさんに「たまごを分けてちょうだい」とお願いしたぶうぶ。

おおかみさんが、こちらを睨みつけてこっちへやってきます。

果たしてぶうぶはオムライスを食べることができるのでしょうか。

最後の結末に心温まるストーリーです。

読んだ子供たちの反応

最初の表紙の絵からワクワクしてくれて、お話しの続きを楽しんでくれました。

途中、題名の通り、ぶうぶがどきどきするシーンがあるのですが、どうしよう・・・と一緒にハラハラしてくれて反応がとても良いと感じた絵本です。最後の結末を知ると、はぁ~良かった!と予想通りの反応が可愛かったです。

飽きずに最後までちゃんと楽しんでくれました。

 

 

 今回読み聞かせをした絵本②

 

この絵本、読み聞かせでとても人気の絵本なのです!

今回1年生に読み聞かせするのは初めてだったので、2冊目の絵本だし、集中して最後まで聞いてくれるか不安でしたが、全く心配いりませんでした。

 

作者の鈴木のりたけさんの絵本はどれも子供たちに人気の本ばかりです。

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もう最初にさいが自転車こいでいる姿から笑っていた子どもたち(笑)

 

色々な動物たちが、他の動物たちの持っている能力や身体をうらやましがります。

でもその本人たちは、その羨ましがられた能力を大変だと感じています。

 

きりんは首が長いことを羨ましがられましたが、とんでもない!本人はその首のせいで、煙突から首を出さないと生活ができない不便さを感じています。

 

読み聞かせ とんでもない

そんなきりんは、空を飛べて自由な鳥を羨ましいと思います。

とんでもない!

鳥もまた不便を感じていることがあるのでした。

次から次へと、羨ましい~と動物から動物へとリレーしていきます。

 

読み聞かせ とんでもない

このシーンは子供たちが大うけでした!!

どの動物たちも、自分にない物が良く見えて、あったらあったで大変と思っている本人たち・・・

 

なんだか、人間の感情にそっくりだな~と感じる絵本でした。

こどもたちも何か感じ取ってくれていたら嬉しいです。

 

読んだ子供たちの反応

静かに聞く種類の絵本かな。と思っていましたが、子どもなりの受け止め方はそれぞれでした。げらげら笑って聞いてくれた子に、真剣に見入っていた子。2冊目に選んだ絵本でしたが、最後までちゃんと集中してワクワクしながら楽しんでもらえて嬉しい限りです。

子どもたちは、絵がおもしろーい!と口々に感想を言ってくれました。

3年生に読んだ時は、静か―に集中していたので、聞く側の年齢によっても反応が違ってきてそれぞれの反応がおもしろいと思いました。

 

最後に・・・

コロナで読み聞かせができなくなっていましたが、夏休み明けから再開されました。

ずっと楽しみに待ってくれていた子も多く、次はいつ来るの?今日は何読むかな?とワクワクしていた子がいて、とても嬉しく思いました。

1年生は本当に反応が良くて、目をキラキラさせながら絵本に興味深々な所がとってもかわいい!小さいうちから絵本に親しみを持つことが、年齢が上がっても自発的に本を読む子に育てると思います。

これからも、楽しい絵本の読み聞かせを提供していけたらと思います。

 

\ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡/

 

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2020年クリスマスに『贈りたい絵本』大人へのおすすめも!

絵本 クリスマスプレゼント

こんにちは。

子どもの通う小学校で読み聞かせをしている、3児の母です。

今回の絵本紹介は、『クリスマス』に子どもへ贈りたい絵本の紹介です。

絵本といってもたくさんあるので、どの本を選んであげたらいいのか迷いますよね。実際に子どもに贈った絵本や、読み聞かせで子どもたちの反応が良かった絵本、昔から人気の絵本を特集しましたので、読んだ感想と一緒に紹介させていただきますね。

 

私も子供の頃は、毎年サンタさんから「本」のプレゼントがありました。今でもクリスマスにもらったその絵本は、内容まで鮮明に覚えています。

だからお母さんは、本が大好きなんだね!いいチョイスをお願い!!

 クリスマスに贈るからといって、必ずしもクリスマスにちなんだ本ではなくても良いと思います。たまには子どもが選ぶのではなくて、親目線で選んであげるのも子供からしたら、新たな発見があって良いかもしれません。

未就園児、園児、小学生別で紹介しますね!しばしお付き合いくださいませ♡

 クリスマスに贈りたい絵本【0~2歳】

 ①3びきのちびねずみ

 

この絵本、指を入れて白いねずみさんを動かして遊べるんだよ!ねずみさんが増えたりして楽しいよ。

ページをめくっていくと、白いねずみが窓から顔を出してクリスマスの様子を見ています。親が指を入れて動かしてあげると、子どもはキャッキャ喜んで食いつきがとても良かったです。クリスマスの雰囲気も出ていて、楽しく遊べるしかけ絵本です。

クリスマスに贈りたい絵本【園児編】

 ①まどから おくりもの

 

 五味太郎さんのベストセラー、しかけ絵本になっています。実はこの絵本、私が幼いころクリスマスにプレゼントしてもらい、その絵本が大切に保管されていたので、子どもたちに読み聞かせしている絵本です。親子二代で楽しんでいます。

ちょっとおっちょこちょいなサンタさんは、クリスマスの夜みんなの家へ、プレゼントを窓から届けますが・・・あれ??・・・

みんなに届くプレゼントはなんだか、ちょっとおかしい・・・

 届いたプレゼントの使い方が分からず、それでも違ったかたちで、楽しく使っている動物たち。

しかけも次にページをめくるまで、ワクワクするような工夫がされている絵本なのでした。

 ②てぶくろ

 

 ウクライナの民話です。絵も素敵で見入っちゃいました。

寒い冬がやってきて、雪が降り続いています。そこに片方の暖かそうな手袋が落ちています。最初に見つけたのは、ねずみ。手袋の中へもぐりこみ、「ここで くらすことにするわ」次にかえるがやってきて、ウサギやキツネもやってきて・・・「いれて」「いいよ」の繰り返しがどんどん続きます。

あれあれ!そんなに入って手袋の中は大丈夫かしら?

最初は余裕のあった手袋の中でしたが、住民が増えるにつれてなんだかきつくなってくるのですが・・・そこへあんな動物までもやってきました!!

ひゃ~!!ドキドキ!大丈夫かな~色んな意味で💦

 そして最後は持ち主が現れて・・・あとは読んでみてからのお楽しみですね!

 

 ③バスでおでかけ

細かい絵が特徴です。ある日の家族の休日の出来事をとっても細かくて、見ごたえのある絵本です。

この時期になると子供たちが必ずと言ってもいいほど読みたがります。園児から読み聞かせをしていますが、小学生になっても絵の中の細かい人物を眺めたりバスが楽しい所で次々と停まるので、風景を観察しています。

家族でどこへ行くのでしょう。登場する子供たちがとても楽しそうで、ワクワク!行先はお父さんが秘密にしていて、ここだよ!と着いた所は・・・・♡

なんて素敵な場所でしょう。クリスマスが待ち遠しくなる絵本です。

乗り物の絵本ではありますが、男の子でも女の子でも楽しんでもらえました。

 

クリスマスに贈りたい絵本【小学生編】

 ①さむがりやのサンタ

 

この絵本は、大人でも楽しめるおすすめ絵本です。

絵本に文字は少ないですが、その分サンタの細かい動作の絵が描かれていて、不思議でシュールな、人間味が溢れるサンタさんのクリスマスです。

「やれやれ、またクリスマスか・・・」ちょっとめんどくさそうに、服を着て仕事に出かけるサンタさん。

寒さに愚痴を言い、煙突に文句を言いながら、子どもたちにプレゼントを届けます。

南の島に憧れるサンタ・・・仕事を終えるとお風呂に入り、ごちそうを食べ、ビールを一杯飲みながら 過ごします。皮肉屋だけど優しいサンタさん。人間味がありすぎて、すっかりこの絵本の虜になってしまいました。

ぼく、この絵本大好き。絵を見るだけで文字を読まなくても楽しいし、サンタさんが南の島を想像していたり、トナカイにエサをやったり。なんか好き。

 ②サンタのなつやすみ

 レイモンド・ブリッグズの絵本には、サンタの夏休みバージョンもあります!このギャップの面白さが魅力。

サンタさんって、夏な何してるの?ってお子さんから質問があったことありませんか?

実はサンタさんは、夏の間はバカンスをしているのですよ。パリの街中を歩いて、プールサイドで寝そべってゆっくりと・・・サンタさんも海パン姿の時もあるんですね!(笑)普通の人間と何ら変わりはありません。人間味がまたまたあふれ出しているサンタさんなのでした。

相変わらずのシュールさがたまらないですね。

 

 ③ぐりとぐらのおきゃくさま

 

こちらの絵本も、もう何十年もベストセラーですよね。私も子供の頃クリスマスにもらって、記憶に残る絵本です。不思議をたどっていくストーリーが好きです。

 

ぐりとぐらが見つけた大きな足あと。

たどって行くと、あれ?ここはぼくたちのお家だ。

玄関には真っ赤なコート??!

ドキドキしながら続きが気になるクリスマスの絵本です。ストーリーも結末も、ぐりぐらワールドでした。

 

  ④ムーミン谷のクリスマス

\2020年新刊絵本です!/

ムーミン一家にクリスマスがやってきました。

「ママおきて!なんかおそろしいものが やってくるんだって。クリスマスっていうらしいよ。」

ムーミントロールが慌ててママを起こしに行きます。それもそのはず、ムーミン一家は毎年冬はぐっすり冬眠しています。

しかし今年はおせっかいなヘムレンさんが屋敷に来て、みんなを起こします。

「クリスマスが来るっていうのに、みんな眠ってるなんて!」

ムーミン一家は外に出て、さらに驚きます。本当にクリスマスって怖いものだったのでしょうか。

話のおもしろさはもちろん、本当に絵がきれいで大人にもおすすめなクリスマス絵本です。

 

 

大人におすすめな絵本

\大人には北欧から、この1冊!!/

  『トムテ』  

 とても深いな~と感じた絵本でした。子供にも読み聞かせをしましたが、とても落ち着いて聴いてくれました。少し難しいかなとも感じました。

個人的には大人におすすめで、トムテの子どもを見守る親のような、守り神のような心に癒されます。静かな冬の物語の絵本です。

北欧には、家を守って幸せをもたらすという小人の言い伝えがあります。ノルウェーやデンマークではその小人のことを「ニッセ」と呼び、スウェーデンでは「トムテ」と呼ぶそうです。

トムテを大事にすれば、トムテが家の夜番をしたり、仕事の手助けをしてくれるそう。クリスマスイヴにはトムテへお粥を器に入れて仕事場などに出しておくのだそうです。

トムテが子どもを守る気持ちや、命の始まりと終わりの不思議を絵本に込めています。

 

何度か繰り返し読むうちに、この絵本の深さとにじみ出るやさしさにとても癒されました。

 

 最後に・・・

クリスマスに贈る絵本、とても子供の記憶に残ると思います。特別な日に届いたクリスマスの絵本は何年も繰り返し読んであげられたら幸せだなと思います。

私自身もクリスマスに贈られた絵本は、今でも大事に保管してあり、自分の子供へと受け継いでいます。絵本には時代遅れというものがないので、何年前の物であろうと良い物は良い!思い出に残る一冊に出会えますように。

 

読んでいただき、ありがとうございました♡

 

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お兄ちゃん・お姉ちゃんになるときに読んであげたい本当におすすめ絵本

赤ちゃんが生まれるときに上の子に読んであげたい絵本

 

今回も絶対に読んで欲しい、絵本紹介シリーズです!

 

こんにちは!小学校で読み聞かせボランティアをしているポジそらです。

今回は下の子が生まれる時に、上の子の気持ちに寄り添って、複雑な気持ちにジーンとする絵本を紹介します!

本当におすすめしたい絵本だけなので、敢えて2冊に絞りました。

 この2冊に絵本からの大切なメッセージが込められています♡

 

今回は下の子が生まれる時、先に生まれたお兄ちゃん、お姉ちゃんには今まで感じることのなかった複雑な感情が生まれるのではないでしょうか。

 

上の子がやきもちをやいて、悲しい思いをするかもしれない。どんな気持ちになるのだろう。どう接すればいいのかな。

親である私たちも、生まれて来る子の準備やお世話に忙しくなって大事な部分を見落とすこともあります。また、どんな気持ちでいるのか、どう対応してあげたらいいのか、親としても不安になりました。

一番大変で、愛おしくて、複雑で、大切な気持ち。この上の子の気持ちを大切にしてあげたいなと思います。

我が家は3人兄妹ですが、下が生まれたら上の子を今と同じように注目してあげ、気持ちを理解してあげようと、夫婦で話し合いました。

 

ぜひ、パパも一緒にこの絵本を読んでみてください。パパの理解も大いに必要!

 

 兄妹に限らずに、いとこが生まれる時や、保育園・幼稚園で下級生が入学してくる時にも同じ感情が現れるかもしれませんね!

子供はいつだって、大人を一人いじめしたい時がたくさんあります!たっくさん甘えん坊で当たり前です!

 

前書きが長くなりましたが、早速紹介していきましょう!

 

ワクワク!!でも僕だって、赤ちゃんがかわいいっていう感情は、いつだって持っているんだからね!お兄ちゃんになる楽しみの方が大きいんだよ。

 

お兄さん・お姉さんになるときに読み聞かせたいおすすめ絵本

① ちょっとだけ

瀧村有子 さく / 鈴木永子 え

 

 

ネタバレになるので、一部分だけ紹介しますね!

 

 

なっちゃんの おうちに あかちゃんがやってきました。

なっちゃんは おねぇちゃんになりました。

 

おかいものに いくとき、

なっちゃんは ママと てを つなごうとしました。

でも、ママは あかちゃんを だっこしているので 

てを つなげません。

 

なっちゃんは ママの スカートを

 

”ちょっとだけ” つかんで あるきました。

 

 

 いつもなっちゃんが、ママにしてもらっていた当たり前のことが、当たり前ではない環境になりました。

でもなっちゃんは、あかちゃんの気持ちや、ママの忙しさを見て、何でも自分でやろうと頑張ります。けな気で、小さいなっちゃんの姿にジーンときました。

実はこの絵本、幼稚園の先生が参観日に読み聞かせした絵本なのですが、多くのママさんたちが涙していました。

こどもの頑張る気持ちと、不器用なりにお母さんとあかちゃんのために頑張っている小さな身体。何度読んでも、感じるものがあります。

兄妹ができるとか関係なしに、絶対に一度は読んで欲しい絵本です。

 最後になっちゃんは、ママの匂いをいっぱいかぎながら、いっぱいだっこしてもらいました。

 そのあいだ あかちゃんに ”ちょっとだけ”がまんしてもらいました。

 

ママにギューってされているなっちゃんの幸せそうな表情♡またウルウルです。。。

 

お姉ちゃんになったっていつだって、お母さんに甘えたいし、独り占めしたいに決まってます。少しずつ我慢しながら、成長していくのですね。

 

② ねえ だっこして

 竹下文子 文 / 田中清代 絵

 

 

きょうだいができた時に読んであげたい絵本

 

きょうだいが生まれる時に上の子に読んであげたい絵本

この主人公は、なんと『猫ちゃん』です。

ずっとお母さんの膝は、わたしのものだったのに・・・

仕方ない・・・我慢してやる。 

わたし このごろ つまらない

おかあさんの おひざに あかちゃんがいるから

あさも ひるも よるも

あかちゃんが いるから

 

「ちょっと まってね」って

おかあさんは いうんだ

 

わたし しってるよ

そこは せかいいち すてきな ばしょだよ

ふっくら あったかい クッション

なでてくれる やさしい て

 

中略

 

ねえ おかあさん おかあさん

ときどき わたしも だっこして

 猫ちゃん、人間みたいな複雑な感情を持っていて可愛いです。

赤ちゃんが来て、”自分の方がお姉さんだから”我慢してあげる。人間の女の子がお姉さんになる心境を猫ちゃんで表現しています。しゃべらない「動物」で猫というスローで気まぐれな動物だからこそ、伝わってくるものがありました。

 

猫ちゃん、わたしの気持ちわかってくれてる!わたしだってお姉さんだもん。納得いかなくてもいじけながら、譲ってあげるんだ。

猫ちゃん、最後にお母さんにたっぷり甘えて抱っこしてもらうのでした。

 

家庭でも保育園でも、親戚が集まる席でも、小さい子がいるとどうしても、おチビちゃんの方に注目がいってしまい、スネている子。子育てあるあるですよね。

兄妹がいるかいないかに関わらず、誰もが成長過程で通る道だと思います。

絵本の共通点

この絵本、全く違う視点で描かれていると思います。しかし、とても大事な共通点がありました。

①”ちょっとだけ”でいいから『だっこ』『認めて(ほめて)』

赤ちゃんが生まれたら、上の子を大事にする

子供なりに我慢している事を認めてあげて、どんなに忙しくても、どんなに「ちょっとだけ」でもいいから、隙さえあればどんどん抱っこしてあげて欲しいなと思います。

うちの長女は年少の時に下の子が生まれました。はっきり言って、末っ子の特権!みんなに大事にされていた環境の中で、急にガラリと世界が変わります。

すねることも多くなったし、反対にお姉さんになろうと自ら我慢してお世話に徹したりしっかりしようとしたり・・・

心境の変化① 

「なんで ●●(赤ちゃん)ばっかり。」⇒すねる。

「ママ、だっこだっこ~」⇒回数かなり増えた?!!泣く(わめく)

 

☆かまってほしい

☆特別に大事にして欲しい

 

そんな時に、スキンシップの『抱っこ』って最強だと思います!

 

いつでもだっこして欲しい。ちょっとだけでもいいから。本当は特別にいっぱいだっこしてほしい!

だっこはもう小3の僕は恥ずかしいけど、”こちょこちょ”とか”なでなで”とか、かまって欲しいな。

”ちょっとだけ”でいいから・・・だっこして 

心境の変化②  「ミルク飲ませてあげたい~」⇒お世話を楽しむ。 「●●が泣いているよ。よしよし。」⇒報告、アピール、お姉さん(お兄さん)らしいことができて嬉しい。                            ☆自分もお手伝いに参加しているよ!アピールする。☆認めて欲しい!褒めて欲しい!

 

●●できて偉かったね。●●してくれたんだね。助かるよ。ありがとう♡

できたことを認めることって大事なんだね。大人だって、嬉しいし、満足することもあるもんね。

 ②たまには下の子にも我慢してほしい

二つの絵本の最後、共通しているのは赤ちゃんに我慢してもらって、上の子を大事にしてあげる。

ちょっとだけ、赤ちゃんに がまん してもらいました。

下の子は少しくらい泣いていたって、他の家族や大人に任せることがあったっていいんですよね。いつもは赤ちゃんのお世話にいってしまうことが多いママが、赤ちゃんに我慢してもらって、自分のところに来てくれた!!大事にされているんだ♡嬉しい♡って満足感に繋がりますよね。

下の子には、少し一人で遊んでいてもらって・・・

そして個人的には、少しくらい泣いていたって、いいと思います!

 

最後に・・・

この2冊に出会えて、子どもたち3人とも、更に愛おしく思いました。

赤ちゃん返り、やきもちがひどかったりした時に、お母さん自身にもぜひ読んで欲しい2冊です。

甘えたい盛り、色々な思いを経験しながら、心身共に少しずつ大きくなる成長を楽しもうと思います。私の中で特別大切にしたい絵本2選でした。

 

読んでいただき、ありがとうございました♡感謝♡

 

 

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【思いやりの心を育てよう】ほっこりと心に残る絵本の紹介

 

おもいやりの絵本

おもいやりの絵本

子供と週一で図書館に通う、3児の母pojisoraです☆

 

今回の絵本紹介は、『おもいやり』が育つ絵本です。

友情や家族愛の本はたくさんありますが、特にずっと心に残った絵本の紹介をしたいと思います。

 

絵本を通してストーリーや、登場人物に共感したりすることって本当に素敵なことなので、とても大切にしたいなと思っています。

 

絵本を読んだ後に、子どもはそれぞれに感じるものはあると思いますが、感想はその場では聞かないようにしています。

子供が感じたことを侵害しないため。

大人もそうだけど、とっても感動した何かしらの作品を見た後に、

「どうだった?感想は?」とすぐに求められたら・・・

私だったらなんか嫌だと思ってしまうと思います。せめて、「もう少し間を置いてからにして~浸ってるの!」って。

 

話は逸れましたが、何か感じることがある絵本だと思った作品の紹介をしていこうと思います(^^♪ 

本当におすすめしたい絵本のみピックアップしたのでピンポイントの数冊に絞って紹介させていただきます。

 

幼児向け

 ①どうぞのいす

 娘がまだ3歳の頃、とても大好きだった絵本です。私は今でも大好きな思い出の絵本。 

うさぎさんがイスをつくりました。

うさぎさんがしっぽの付いた小さい可愛いイス。

「さて、このいす、どこへおこうかな。」ちょっと考えると、

たちまちいい考えがうかびました。

そんな素敵なイスにどうぶつたちが次々とやってきて・・・

イスの上にはどんぐり→はちみつ→パン・・・

「空っぽにしてしまっては、あとのひとに おきのどく。」

人のことを思う気持ちがとてもかわいいです。

どうぞのいす 思いやりの絵本

どうぞのいす

幼稚園・保育園の劇にもよく使われるおはなしです。息子が幼稚園の劇で、うさぎ役を演じてとても可愛かった思い出があります。

そして、イラストに癒され、動物たちの優しさに癒されます!

 

②しんせつなともだち

 

この絵本も、どうぞのいすに少し似ていて、友達のことを思う絵本です。

「おすそわけ」が好きな動物たち。

「ゆきがこんなにふって、とてもさむい。

友達は食べるものがなくて困っているだろう。」

その「おすそわけ」が次から次へと友達へ伝染していって・・・

 

ラストはほっこり。うさぎさんは友達の親切にすぐに気づくのでした。

これってまさに、人に親切にすると、自分に返ってくるってこのことなのでしょう。

こんな助け合いができる友達がいたら、いいな。

と思う心温まる絵本でした。

しんせつなともだち おもいやり

しんせつなともだち

北欧風なおしゃれなイラストにも注目♡♡色使いが素敵です。

 

③こんとあき

初めて読んだ時から、とても心に残りました。

きつねのぬいぐるみ「こん」と持ち主の女の子「あき」のお互いを思いやるストーリー。

遠く離れた町に住むおばあちゃんからの守り役のこん。

あきちゃんを守ろうと、自分がどんなに辛くてもあきを懸命に守ろうとします。

そんなこんの姿に心を打たれます。

途中でハプニングもあり、こんは犬にくわえられ、腕がもげてしまいます。

あきちゃんが今度はこんを助けるために頑張ります。

始めてのおつかいみたいで、あきちゃんがかわいい。

そんなあきちゃんをこんは、放っておけません。

ふたりで乗り越えてやっとおばあちゃんのおうちまでたどり着くことができるのです。

こんとあきの思いやりがずっと心に残って温まる絵本でした。

一度は読んで欲しいおすすめ絵本です。

 

小学生向け

①ともだち

ほのぼのしたイラストに、そうそう、と共感したり、

相手の気持ちを考えるきっかけになる絵本です。

少々子供には退屈かな?と思って読み聞かせをしてみたら、意外と入り込んで聞き入っていました。

ともだちって、「かぜがうつってもへいきだ っていってくれるひと」

ともだちって、「みんながいっちゃったあとも まっててくれるひと」

私自身も、小学生時代を思い出して懐かしくなりました。あの時の友達の優しさが蘇ってきました。

障害がある子も、ない子もどうしたら、お互いの気持ちを考えることができるのか。

貧しい国の子どもに自分だったら何ができるのだろう。

「こういう国もあるの?」と、子供なりにじっと考えていたようです。

自分以外に目を向け、日本以外にも目を向けるきっかけになる、

何度も読み返したくなる絵本でした。

 

②おおきな木

少年とりんごの木の親子のような感動ストーリーです。

少年はりんごの木が大好きでした。毎日一緒に遊んで、戯れ、りんごを食べ。

りんごの木も少年を大切に思い、いつも少年を包み込むような優しさを少年に与えました。

時が経つにつれ、少年は大人へと変わっていきます。

少年とりんごの木はしばらく会えない日もあり、少年は生きるために、

りんごの木からりんごを売ってお金にし、家を作るためにりんごの木を伐採し・・・

最後にまでりんごの木は自分を捧げ、少年に愛情を注ぐのです。

どんなに自分の姿がなくなっていっても、少年が幸せになることが

りんごの木にとっても一番の幸せなのでした。

ここまで相手を思いやれる愛情がとてもジーンときます。

自分を捧げることで誰かを幸せにできる幸福感は、確かに存在するのだと思います。

子育て中のママさんにもぜひ読んで欲しい絵本です!りんごの木のような愛情は、

子育てに似ている共感がありました。

 作者:シェル・シルヴァスタインのロングセラー作品 

訳:村上春樹

 

 ③ごめんねともだち

ご存じの方も多いと思います!『おれたち、ともだち』シリーズです。

このシリーズ、とても面白くて、子どもたちと読破しました。

キツネの独特な可愛い衣装が好き。

おおかみとキツネは大の仲良し。今日も、二人で仲良く遊んでいたのですが、

ささいなことで喧嘩になってしまいます。

お互いに意地を張って、キツネは雨の中怒って帰ってしまいました・・・

毎日遊ぶ大親友な二人、本当は謝りたい。ごめんね、って素直に言えたら

なんて楽だろう。「また、あそぼう。」って言いたくて。

お互いがとても大事な存在だったことを思い知り、切ない気持ちの二人がなんとも、

もどかしいのです。

二人の仲直りは、意外な方法で解決したのでした。

男の子によくある、意地の張り合い。ごめんね。って言いたくて相手を前にすると

素直に言えなくて・・・大切な友達の、お互いを思いやる二人の気持ちに注目です。

 

まとめ

 絵本を通じて、子どもの感情や気持ちを、考えることのできる絵本は、

言葉で表現しても、なかなか難しいですよね。

体験を通して学んでいくものだと思います。絵本の登場人物の気持ちになって考えることは、とても効率的でした。

絵本を通して優しい気持ちを感じてくれるといいなと思っています。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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思わず笑っちゃう、おもしろい絵本6選!笑える読み聞かせで本好きのきっかけに

おもしろい絵本 本好き

おもしろい絵本


先日子どもの通う小学校で読み聞かせをしてきました。

コロナの影響がありとても久しぶりの読み聞かせだったので、楽しみにしてくれていました。長男は3年生で親が読み聞かせに来ることが恥ずかしくなってきてしまい、寂しいですが、なんだかんだ楽しんでくれていました。

コロナで自粛も多く、梅雨の季節で思うようにしたいことができない状況の子どもたちに、思い切り笑って欲しかったので、絵本のテーマを『笑い』にしてみました。

子どもたちの反応はどうだったでしょうか。

今回は時間の関係で2冊を三年生に読み聞かせました。反応と一緒にご紹介させていただきます。

 

子どもが笑う絵本 

子ども 笑う 読み聞かせ

子どもが笑う絵本

読み聞かせで子どもが笑ってくれたり、本に反応を示すことが、とても楽しくて、純粋な反応がとても微笑ましいです。

『こどもを笑わせる』ことは脳にとても良いことなのです。笑わせて過ごすことで脳活性化し、知能が上がるそうです。本で笑わせるって結構ハードル高い!というイメージがあるかもしれませんが、絵本のチョイスでとっても楽しい、おかしい、おもしろいを体験できる絵本がたくさんあります。

実際に子どもに読んでみて、反応の良かった絵本はこちらの絵本をご紹介させていただきます。

①でっこりぼっこり

 

「きょだいじんがマラソンをはじめました。」から始まるストーリー。

「おっ?!なんだ?!」「そうきたか?!」と大人がひたすら驚いている脇で、子どもが「えー!!」「あははは~」と爆笑!!

でっこりぼっこり 絵本

でっこりぼっこり

最終的には元通り?意味不明さが子どもに大うけでした。巨人のマラソンは果たしてどうなってしまうのでしょうか。

足だけしか見せなかった巨人のラストの展開と、最後にして初めて登場する巨人の正体にも注目です。じわじわと癖になる絵本です。

シリーズ

作家:高畠 那生

  • カエルのおでかけ
  • バナナじけん
  • たとえば、せかいがゴロゴロだったら
  • まってるまってる
  • チーター大セール
  • だるまだ!

ユーモア溢れるへんてこりんなキャラクターが、とても魅力的です。ぜひ子どもと読破したい!

お次も同じ作家さんの絵本です。

② カッパのあいさつ

最初から笑えます!カッパの大胆なあいさつから始まります。後ろ向きのカッパのあいさつをするミドッパとアカッパは勢い余って、お互いの頭の皿をぶつけて壊してしまうのです。

「とりあえずかわりを乗せなくちゃ」とお皿を探す二人に、親切なお姉さんがのせてくれたのは??!「これって変なの」と文句を言いながらも、次々と頭のお皿?が変化していくストーリーです。

次々とお皿が変わっていき、「そんな物まで頭にのせるのかー!!」と子どもたちからのツッコミ!

 

かっぱのあいさつ 笑える絵本

かっぱのあいさつ 笑える絵本

行く先々でお皿を心配してくれる親切心から変な物をおすすめされ、次々と起こる悲劇が爆笑の渦でした。次々とテンポの良いボケとダジャレも混ざり、ユーモア溢れる絵本です。

「カッパの皿変すぎ~」「カッパのあいさつってこんなんだったの?!」と子どもたちが、読んだ感想を口にしていました。

この二人の名コンビの、続編を望みます。(笑)

③なぞかけどうじょう

この絵本、良く絵を見れば見るほどおもしろいです。細かい絵の部分までとても楽しく描かれていて、そのお笑いを発見するのも楽しかったです。

とにかく、なぞかけがたくさん出てきます。最初になぞかけについての説明を師範がしてくれるので、なぞかけを知らない子でもストーリーに入り込みやすいのです。

なぞかけどうじょう 中川ひろたか

なぞかけどうじょう

ちょっとした細かい絵が「クスっ」と笑えるのです。

『なぞかけ』に関しても、ダジャレみたいな言葉遊びに子供たちへの受け入れも好評でした。一緒に「そのこころはー!!」と読んでくれたりして、読み手側としても楽しく読ませていただきました。おもしろくて、勉強にもなる絵本です。

 シリーズ

作者:中川 ひろたか

  • おおきくなるっていうことは
  • ないた
  • みんなともだち
  • さつまのおいも
  • おこる
  • あくび
  • だじゃれどうぶつえん

お笑い系の内容の作品もあれば、少しまじめな内容の心に残る作品もあり、上2つの絵本は教科書に載せたいくらいためになる内容の絵本です。

「おおきくなるっていうことは小さいひとにやさしくなれるってこと。」なんだか、読んでいて心が温まります。

④へんしんマラソン

走っていると、なぜか変身しちゃう変なマラソン大会。

長女が大ハマりした絵本です。寝る前の読み聞かせで何度も持ってきて、一緒に読んで笑った絵本です。

なおとくんが「なおとなおと・・・」と言いながら走るとなぜか、おとなになっちゃいました!

1年生への読み聞かせでも、こどもたちもそんなマラソンに「えー!!」と反応しながら笑ってくれました。低学年の読み聞かせにちょうど良いです。

 シリーズ

作者:あきやま ただし

へんしんシリーズ、実はたくさんあるのです。

全部読み尽くしたい!!いつの間にか違う言葉になってしまう絵本たち。

全シリーズ、へんてこなへんしんに注目です。

 

⑤かえるをのんだととさん

ある日カエルを飲んでしまったととさんは、カエルが腹で動くので、気持ち悪くてしょうがない。おしょうさんに相談すると・・・蛇を飲めばカエルを食べてくれると教えられます。蛇を飲むととさん。そうするとまた腹が・・・

 

おしょうさんは次から次へと飲み込む生き物を教えてくれます。その通りにするととさんですが、スパイラルにハマっていくのです。最終的にはあんな恐ろしい生き物まで飲み込むのです~!!毎度かかさんに相談しますが、かかさんの冷静さがとても良いです。

子どもの反応は、最初は大笑いですが、そのうちにととさんを心配し始め・・・

子どもは大笑い!ばっちり心をつかんでいました。そして、最後の展開が大胆でビックリな絵本です。ラストは真剣に見入ってしまう子どもたちでした。低学年~高学年まで幅広い年齢で楽しめる内容です。

シリーズ

作者:日野 一成

  • ぶすのつぼ
  • ずいとんさん
  • ががが

日本の昔話の作品を主とした作家さんです。 

⑥とてもおおきなサンマのひらき

この絵本、個人的にとてもツボです。表紙からは想像できない笑いが詰まっています。

主人公のまたやさんは、買い物好き。市場に巨大なサンマの開きが売られていたので、「ええなぁ、これ。」と購入。家で焼いて食べようとすると、突然魚が暴れだして逃走。

子どもも大笑い!!!!

次はどうなるの~とワクワクな子どもたちの期待を裏切りません。

次は巨大スルメを見つけたまたやさん。

シュールすぎてツボでした。またやさんは諦めないし、スケールの大きい男なのでした。一度は読んで欲しい絵本です。

シリーズ

作家:岡田 よしたか

  • ハブラシくん
  • さくらもちのさくらこさん
  • ちくわのわーさん
  • うどんのうーやん
  • こんぶのぶーさん

どの絵本も本当に面白くて、子どもたちは大好きなシリーズですね!このシュールさにハマってしまうこと間違いなしです。

最後に・・・

今回は6冊に絞ってご紹介させていただきました。実際に低学年中心に読み聞かせをした絵本です。子どもたちにウケるかな。と選んでいった本が意外にもウケなかったり、この絵本でそんなに笑う!??ってこともありました。子どもが感じる面白さと大人が感じる面白さって違うんだな~と感じます。

絵や読み方によって感じ方があるのかもしれないですが、だから絵本は面白い!これからも色々な絵本を発掘していこうと思います。

 

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皆んな大好き!癒し系ノラネコぐんだんシリーズがおすすめ!!

 

今回はみんな大好き!

大人も子供もハマる、累計150万部突破の人気シリーズ!

ノラネコぐんだんのシリーズの紹介をさせていただきます。

 

書店で皆さんもよく目にする絵本だと思いますが、それぞれのシリーズを読めば読むほどネコちゃんたちの間抜けな感じがたまらないです。

作家さんの絵のタッチも優しくて、どことなくのーんびりした雰囲気が大好きです。

 

作者 工藤 ノリコ

 「ノラネコぐんだん」ってどんなネコちゃん??

黄色いちょっとおデブなネコちゃんたち、8匹そろって「ノラネコぐんだん」!!

8匹のノラネコたちが、パン屋さんや、おすしやさんに忍び込んだり、飛行機を乗っ取り、機関車を勝手に操縦したり・・・

毎回楽しそうなことを見つけては、勝手にやらかし・・・

好奇心旺盛なノラネコ達が可愛くてしょうがないのです。悪さばかりのネコちゃんたちですがどこか憎めない。

 

どこかヌケているノラネコぐんだん

悪だくみを考えるネコちゃんたちですが、パンを焼いて爆発させたり、飛行機を乗っ取り帰ってこれなくなったり・・・

最後はいつも失敗に終わってしまいワンワンちゃんからお説教を受けますが、それでも毎度失敗を繰り返すノラネコぐんだん。

 

 

反省してるのか?!ノラネコぐんだん

ラストでさっさと帰ろうとするネコちゃんたち・・・「ちょっと待ちなさい。」

ワンワンちゃんがノラネコぐんだんにもうひと仕事、きちんと落とし前をつけさせるのでした。

 

「ノラネコぐんだん」シリーズのおすすめ絵本 

どれもこれもおすすめなのですが、特に子供たちが好きな絵本を紹介します。

ワンワンちゃんのお説教は子供たちがマネをして楽しんでいます。

「あなたたちは こんなことをして いいとおもっているんですか」

「いいと おもっていません ニャー」

 お決まりのセリフにも注目!!

 

ノラネコぐんだんカレーライス

ジャングルのカレーライス屋さんがあまりにもおいしそうで、夜中に勝手にシーフードカレーを作ります。そこへ怪しげなキラリと光るふたつの目・・・

今回はノラネコぐんだんに危険が迫ります!ノラネコぐんだん危機一髪!

 

 

 

ノラネコぐんだんアイスのくに 

北極が舞台なおいしそうなアイス屋さん。「ニャー、アイスおいしそう ニャー、アイスたべたいね。」

ノラネコぐんだん、なんとアイスの入れ物に忍び込みアイス工場に忍び込みアイス工場へ・・・次々とハプニングが起こります!

かわいいペンギンの子にも注目!!

 

 

のらねこぐんだんパンこうじょう

パンが大好きなノラネコぐんだん、パン工場に忍び込み勝手に見よう見まねでパンを作りに挑戦します。「ニャー、パンづくりかんたんだったね。」ところが・・・

またしても奇想天外な大ハプニング!!果たしておいしいパンは作れたのでしょうか。

 

 

ノラネコぐんだんはらぺこレシピ

ノラネコぐんだん初のレシピ本です!とってもかわいいので、また別の記事で詳細と実際に作った感想等ご紹介したいと思います。

ネコ型、正座で反省ポーズの抜き型付きでクッキーやサンドイッチが作れちゃいます!!かわいい!

 

 

 

ちなみに、kodomoe6月号の付録が「ノラネコプールバッグ」可愛くて思わず購入してしまいました。kodomoeの「幸せの本棚」”生きる力がつくガイド&収納術”にも惹かれちゃいました。

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 ノラネコぐんだん好きにはたまらない!

しかもこれからたくさん使えるプールバッグ♡マチが大きめで意外と荷物がたくさん入るのです。6月号の内容はおしゃれママの本棚が参考になります。

本棚、重要ですよね。本棚の仕様や置き場所によって、こどもの本への興味が変わってきます。私も一日になるべく読書をするようにしていますが、本棚が魅力的だと、「読みたい!!」という衝動に駆られます。

 

部屋の大きさによっては、本棚を置くことに抵抗があるかもしれません。

しかし、色々な工夫によって目につくおしゃれな本棚が100均でだって作成できます。

日によって、絵本を変えたりすると色々な絵本に触れさせることがきでそうですね。

6月号はすみっコぐらしや、ノラネコぐんだんの特集がとてもかわいいです!

 

ノラネコぐんだんのショップもあります↓↓ ぬいぐるみが可愛すぎます!ほ、欲しい・・・♡  https://goods.hakusensha-shop.jp/

 

大人もハマるノラネコぐんだんなのでした・・・

愛すべきノラネコぐんだんのおすすめ絵本を紹介させていただきました。2017年に第1回日本未来えほん大賞を受賞、新作も続々と発刊されている人気絵本です。ノラネコぐんだんのいたずらに子供たちは大笑い!

大人までとても楽しんで癒されて、子供に読んでいるうちにすっかり大ファンになってしまいました。読めば読むほど癒されるノラネコの表情もたまらないです。

ノラネコぐんだんの登場人物もまた味があってイイのです!

ぜひ、ノラネコぐんだんの世界をチェックしてみてくださいね。 

こどもも大人も引き込まれるファンタジー溢れる絵本のおすすめ!長谷川摂子&降谷ななの世界

 

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読み聞かせの時間で子供が反応が良かった本や、大人も楽しめる絵本の世界をご紹介していきたいと思います。いくつかご紹介したい絵本はジャンル別にあるのですが、絵本選びでいつも良い本だな、と思うのがいつもこの作家さんの本でした。読めば読むほどハマっていく絵本たちです。今回はファンタジーが中心の作家さんの絵本の紹介です。

 

ぜひ幼少期に読んでほしい私の好きな絵本と絵本の作者、二人の作家さんのご紹介もさせていただきますね!

 

 

 

絵本作家紹介

 長谷川摂子 (はせがわ せつこ)

きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集) | 長谷川 摂子, 降矢 ...

[PROFILE]

島根県生まれ。東京外語大学でフランス科を専攻。東京大学大学院哲学科を中退後、公立保育園で保育士として6年間勤務。主な絵本に『めっきらもっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』(絵・ふりやなな)、『クリスマスのふしぎなはこ』(絵・斉藤俊行)、近著に『絵本が目をさますとき』がある(いずれも福音館書店)。現在は「おはなしくらぶ」で、子どもたちと絵本を読んだり、詩やわらべうたを歌ったり、ストーリー・テリングをしたりしている。

 長谷川摂子さんは2011年10月18日にご逝去されました。故人のご功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。

 

保育士として勤務後に4人の子育てと絵本評論の仕事の中で絵本製作に携わっていった長谷川さんですが、ファンタジー溢れる世界観にファンも多いのではないでしょうか。子供に読んでいても真剣に耳を傾け、読み聞かせに聞き入ってくれるどこか懐かしいストーリーが満載です。

そして、長谷川さんとタックを組んで絵本を製作しているのが、こちらも絵本作家の、降矢ななさんです。長谷川さんの分に絵を降矢さんが担当した絵本が特に好きです。

カラフルな色使いと登場人物の笑ったり、びっくりしたり、怒ったり、なんともいえない表情が魅力的なのです!

 

 降矢なな (ふりや なな)

ともだちや

[PROFILE]

1961年、東京都生まれ。ブラチスラヴァ美術大学にてドゥシャン・カーライ教授に師事。石版画を学ぶ。主な作品に『めっきらもっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』(いずれも文・長谷川摂子)、『まゆとおに』ほか「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(文・富安陽子)、『ちょろりんのすてきなセーター』(以上、福音館書店)、『ともだちや』ほか「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『いそっぷのおはなし』(再話・木坂涼、グランまま社)などがある。スロヴァキア共和国在住。

 

降矢ななさんの作品はハズレがない!ただ楽しいだけではなくて、読み終わった後に、必ず心に残りジーンと来るストーリーが多いです。きつねとおおかみが主人公の「おれたちともだち」シリーズや「まゆとおに」のシリーズは特に子供が好んで読み込みましたし、学校の読み聞かせでも必ず入れるようにしています。このあたりは有名なので、一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。

 

 お二人の作家さんの作品はたくさんありますが、その中でも特にファンタジー性溢れる、大人でも引き込まれてしまう作品をご紹介します。

 

おすすめ絵本

おっきょちゃんとかっぱ  

長谷川摂子 作 /   降矢なな 画  (こどものとも 傑作集)

 
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夏のある日、おっきょちゃんの前に赤い顔をしたきみょうなこどもが現れ、おっきょちゃんを川底のお祭りに誘います。誘ったこどもは河童のガータロ。おっきょちゃんはその日から外の世界の事を全て忘れてしまい、河童の子になってしまうのです。ある日、川から流れて来た人形を見て元の世界のことを思い出して帰りたくなります。果たして元の世界へはどうやって帰れば良いのでしょう・・・

楽しさもあり、ミステリアスな部分もあり、不思議な世界観に大人がハマる絵本です。とても心に残る絵本でした。夏の季節感溢れる綺麗に描かれたイラストにも注目です。

 

 めっきらもっきらどおんどん

長谷川摂子 作 /   降矢なな 画 (福音館書店

 

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ある夏の日、かんたは遊ぶ友達を探しに出かけますが、誰もいません。しゃくだから大声でめちゃくちゃな歌を歌ってみると・・・きみょうな声が聞こえて、かんたは木の穴の中へ吸い込まれて行きます。そこで出会ったのはへんてこりんな3人組でした・・・

 

吸い込まれるシーンには子供たちはハラハラ・・!奇妙な世界にワクワクです。

そしてこの物語のキーワードになっているかんたが歌った呪文のような歌が子供たちに好評でした。「めっきらもっきらどおんどん!」

 

個人的には大好きな絵本です。キャラクターがとても愛くるしいのです!お茶目で無邪気な妖怪?ばけもの?とかんたの不思議な遊びに注目です。

ラストはしんみりとした感じか最後に胸に残りました。我が家では大好評のクセになる1冊です。こちらは保育園などでも人気なので、読み聞かせの定番かもしれませんね。

 

 まゆとおに 

富安陽子 文 / 降矢なな 絵 (福音館書店

まゆとおに-やまんばのむすめまゆのおはなし|絵本ナビ : 富安 陽子 ...まゆとおに|福音館書店

 

 子供と笑いながら楽しめました。ある日強そうな怖い鬼がまゆの前に現れ、鬼はまゆを食べようと企んでいましたが、やまんばの娘のおてんばまゆはとんでもなく強かったのです。弱いと思っていた人間の女の子が実はやまんばの娘!鬼の驚き様と次第にまゆを怖がっていく様子がたまらなくおかしいです。娘が大好きな本です。

 

子供たちの反応は、やっぱり鬼がまゆを怖がる表情の楽しさや、鬼が「おしりが出てる~!」「おにが泣いてる~」とワクワクな絵をケラケラと楽しんでくれていました。

最後に出てくる貫禄のあるやまんばの母ちゃんは肝が据わっていて、颯爽と育児をする姿がカッコいいのです!

 

「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズは他にも色々あり、どれも楽しいですがこの作品が一番お気に入りです。

【シリーズ】

●まゆとうりんこ

●まゆとかっぱ

●まゆとりゅう 等・・・

 

やまんばのむすめ まゆの紹介 ↓↓ (福音館書店より)

https://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/detail.php?id=34

 

ごめんねともだち

 内田麟太郎 作 /   降矢なな 絵 

 

代購代標第一品牌- 樂淘letao - ^ ごめんねともだち内田麟太郎降矢なな

 

【シリーズ】

 ●おれたちともだち

●ともだちや

●ともだちくるかな 等・・・

 

大切なともだちとささいなことで喧嘩。「ごめんね。」の一言がお互いになかなか言えなくて・・・心の中なら言えるのに。

子供たちのかかわりの中での些細な喧嘩。誰にでも経験のあることだと思いますが、ごめんね。の言葉って勇気を出さないとなかなか言えなかったり。子供たちに伝えたい、大切なメッセージが詰まった絵本です。

 

ちょうど、長男が小学校に上がり、お友達とのトラブルがあって悩んだ時期によく読みました。喧嘩するほど仲の良いお友達で大切な存在だからこそ、「ごめんね。」って自分から伝えることが大事なんだよ。と親子共に学んだ思い出の一冊でした。

 

きょだいなきょだいな

長谷川摂子 作 /   降矢なな 絵 

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こちらは「こどものとも」に掲載されたロングセラーなので、皆さんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。

読み聞かせでは、きょだいな大きさを少しでも目で楽しんで体験して欲しかったので図書館で大型絵本を借りて来ました。この絵本は大きいダイナミックさが特徴なので、大型絵本で大正解でした!

子供たちもページをまくる度に「おぉ~!」と反応してくれ、読んでいるこちらまで楽しくなってきます。

 

あったとさ、あったとさ♪

ひろいのっぱらどまんなか きょだいなピアノがあったとさ♪

 

リズミカルな詩のような歌のような文にも注目です。

 

まとめ

個人的に好きなストーリーで、子供たちにも好評だった絵本を紹介させていただきました。長谷川さんと降矢さんの独特な世界観が大好きです。ケラケラ笑えたり、なんだかしんみり、ジーンと心に残ったり、絵本の魅力はすごいな~と読み聞かせを通して毎回学んでいます。

心に残る絵本との出会いは、私たち大人も子供の頃読んだ懐かしい記憶として残っていると思います。子供たちが大人になっても、ほっこりと思い出す絵本に出会って欲しいなと思います。

 

 

読み聞かせについても記事を書きました。

pojisora.hatenablog.com

 

 

 

読み聞かせで子供の心の脳に刺激を!読書好きにさせる工夫とは

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こんにちは。

3人の育児奮闘中のpojisoraです。子供の通う小学校で読み聞かせをしております。

我が家は小学生2人・未満児1人のバラバラの年齢と性別も違うのでそれぞれの好みでの絵本選びに苦戦している日々です。

読み聞かせが苦手だった私が現在ではまんまと絵本の魅力にハマってしまい、現在では子供たちと週1で色々な図書館を散策する図書館好きです。図書館は私にとって落ち着く場所なので本当は一人でのーんびりと行きたいところなんですが・・・

 

 読み聞かせの時間は学校でも推奨しており、子供たちも勉強が始まる前の読み聞かせ時間をとても楽しみにしてくれています。

 読み聞かせのポイントや読書好きになる工夫を実践したのでご紹介します。

読み聞かせはいつから始めるべき?

 

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何歳から始めるのがベストなのか?基本的にはいつからがいいのかという時期は決まりはないですが、絵本を見せて反応し出すのは生後半年を過ぎたくらいかなと思います。読み聞かせは胎教育児として実践されている方もいて、早ければ早い方が良いそうです。

私も胎教から始め、その後は忙しさと反応のなさにまだ早いのかな〜と思いながらもほんの少しでも寝る前などに読み聞かせしました。

お座りができて手が動かせるようになると、こっちがいくら頑張って読んでも本のページをどんどんまくってしまったり、放り投げたり…まぁ我が子たちはやりたい放題でしたね。

 うーん、読み甲斐ゼロ・・・

 

なんだかうまく読めないと感じる時期もありますが、安心してください!

1歳半頃には絵本の内容も少しずつ理解して反応し出したりするので、読み手側も楽しくなってきますよ。

読み聞かせしてあげないと!と構えずに、じっと聞いてくれるようになるまでは、気軽に本に親しむくらいの感覚で、触れさせてあげればいいのかな。と思います。

 

読み聞かせの効果は脳に良い?

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子供とのコミニュケーションにぜひ一日の生活の中に、毎日の習慣として読み聞かせを入れてあげて欲しいなと思います。

脳科学的には読み聞かせは、うれしい、悲しい、怒る、おもしろい、悲しいなど人間の大事な部分「心の脳」に直接触れることができることがわかっているそうです。

絵本を読んであげる際に、読み手側が自然と驚いたり、笑ったり、悲しい声色で変化を出したりすると、子供側も共感して心が反応してくれます。これが読み聞かせで大切な部分で、「心の脳」が発達していくのだそうです。

 

また、この部分がしっかりとしている子は行動も発達し、自分が「楽しい」「うれしい」と感じると、もっとやりたい!と行動力につながり、「悲しい」「怖い」と感じると行動のストップを自分で判断できるようになります

 

絵本の読み聞かせは子供の脳や体の栄養となるのですね!

 

読み聞かせが苦手な場合はどうすれば良い?

 

1.読み方はこだわらずに好きなように

読み聞かせはあまり得意ではないから感情を出して読めない。という方でも大丈夫です。

ただ、淡々と読むこともとても大切で、小学生くらいになるとその方がストーリーに入り込みやすいです。読み手側の余計な情報がない方が読み聞かせでは集中してくれています。

小学校の読み聞かせの講習では「あまり感情を入れずに、聞き手が想像しやすいように。ただ平穏に。」と教わり、読み手側のハードルが下がりました。

忙しい時はついまた後でね~と言いたいところですが、言われた時がチャンス!

どんな読み方でも、家事の合間で忙しくてサーっと少し文章を飛ばしてしまったとしても、それでも良いと思います。

 

2.ママだけで頑張らなくてOK

意外と私の周りのママさんの中でも一応は読んでいるけど、苦手。という方結構多いです。ママだけで頑張らなくて良い!と思います。

パパが読んでくれても良いし、兄弟が読んでいるのを聞いていても良いし、おばあちゃん、おじいちゃんなど、家族を巻き込んで絵本に少しずつ触れてみるのも良いのかなと思います。

そして、私がとてもありがたいと思ったのが、図書館の司書さんに読み聞かせをお願いすることができるのです。

ママが本を選んでいる間、プロに読んでもらえるとのこと!このサービスを使わない手はないです。子供も家族とはまた違った読み聞かせにワクワクしたり、心の脳への良い刺激になります。

 

3.図書館の「おはなしの会」を利用してみる

自分でも読み聞かせや、絵本育児が楽しいと思うようになったのは、いつも通っている図書館での「お話し会」。

司書さんによる読み聞かせに連れていくようになってからでした。

自分がいつも読んでいるばかりで、そういえば自分自身が聞く側の体験をしたことがなかったと気づき参加しましたが、ママも子供を膝に抱っこしながら、リラックスでき、とても楽しく参加できました。

読んでもらって良いと感じた本を借りて帰り、子供たちに読んで聞かせたりしてすっかり常連さんです。

お話し会では子供たちが飽きないように、普通の絵本から大型絵本やパネルシアターでの演出もあり、気軽に参加できる素敵な会なのです。子供との絵本の読み聞かせの魅力に気づかせて頂きました。また、司書さんには声をかけてもらったり絵本選びの相談にも乗ってくださり、司書さんには感謝です。

 

図書館では年齢別に「おはなしの会」を決まった週に開催しています。小さい子向け、小学生向け、大人向けまで!

気になったのは私の地元の図書館では定期的に外国の方を招いて英語の読み聞かせがあり毎回人気の会なのです。

こういった機会を利用して、ぜひ小さいうちから英語に触れる機会を作ってあげたいと思っています。図書館には色々なサービスがあるのですね!

参加の年齢によっては、歩き回ってしまって集中できなくても、ちゃんと耳で聞いていて脳は刺激されています。その時に子供が興味を示さなかったとしても経験として、なんでも試してみる事が大事なんですね!

 

子供を読書好きにするための工夫

 1.部屋のレイアウトを変える

実践してみて一番効果があったのは、「本棚の場所を変えることでした。

我が家は勉強机をリビングにしていますが、以前は勉強机の横へ配置していました。その場合、勉強で使う教科書などと同じような部類になってしまい。あまり積極的に手に取ってはいないという印象でした。

そこで本棚を新しくしたタイミングでたまたまスペースが確保できた「テレビの下」へ配置変更してみたところ、すぐに手に取り、「そういえば図書館からこの本借りてきていたんだったー!」と楽しそうに読み始めていました。

本棚の前にラグを敷いて、居心地の良いスペースの確保も大事です。たとえ寝転んででも自分から本を手に取って読んでいてくれれば習慣が付きます。この配置にしてから、起床後すぐに本を手に取り読書。帰宅後もすぐ本に棚へ向かい1日に何冊も読書をする3兄妹です。

結果、大好きなテレビの下は一番目につく場所だったようです。

 

 

2.我が家の絵本最新トレンドがぱっと見わかる本棚

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 ぱっと見で3人それぞれに、手に取って読んでほしい絵本を日によって変えています。

私の読みたい雑誌もちゃっかり忘れないように混ぜています(笑)

しかも子供が目につくように100均アイテムで装飾し、こっち見て~!と本棚がアピールしています。

2歳の末っ子も本棚の前に座っている時間が増えました。

 

3.シリーズものにハマらせる

我が家の小学3年生の息子は現在「ブラックジャック」に大ハマりし、起床と共に読み始め、休校中の勉強の時間以外は読んでいる有様です。

以前は「ドラえもん」の映画版の単行本を読んだり、「かいけつゾロリ」や「おしりたんてい」「日本の歴史シリーズ」など全巻読破しています。

 

漫画はどうなのかな・・・とは思いましたが、以前日本の歴史漫画にハマり、戦国武将に詳しくなり歴史の知識も付きましたので、小説のような文字だけの本にこだわらなくてもOKとしています。

 

絵本が中心だった保育園時代にもシリーズにはまり、「バムとケロ」「すすめ!○○のきゅうじょたい」「どろぼうがっこう」「チリとチリリ」「ももんちゃん」

ハマっていった絵本も数知れません。

やっぱり好きな本は集中して聞いたり読んだりしてくれ、自分の好きなシリーズがあるということがワクワク感でいっぱいだったようです。何度も繰り返し読むうちに、段々と自分で読むという習慣付けになっていったと思います。

家族で大好きなシリーズたちはずっと我が家での思い出として残っていくと思いますので、シリーズはとてもおすすめです!

 

年齢別おすすめ絵本、シリーズ本などは、また別の記事で改めて書こうと思っていますので、ぜひまた読んでいただけたら嬉しいです。

 

少しだけ、いくつかご紹介します。

おすすめシリーズ絵本

ももんちゃん


 

子供に親しみがあり、乳幼児からこの絵本にお世話になりました。

初めて娘が声に出して読んだ本がこちらです。ももんちゃんの「あ~ん」をしてあげるやさしい気持ちと自分の分もわけてあげるけどももんちゃんも食べたい気持ちがとてもかわいいです。 

 

 バムとケロ


 

 本当におもしろいです。細かい絵の中に色々なストーリーが隠れているので、子供と一緒に、いつも登場する主人公以外の小さいお友達を探してみてください。ケロのおもしろおかしい行動をバムが見守っている感じがたまらなく好きです。

 

 

小説 映画ドラえもんのび太の新恐竜


 

 コロナの影響で楽しみにしていた映画公開が延期になってしまったので、小説版で読ませました。高学年対象になっていましたが、低学年でも時間をかけて読むことができ、読んだ後の達成感もあったようです。映画公開が楽しみです。

 

 

まとめ

子供たちとくっついて絵本を読んであげる時間、とても愛おしく大切な時間ですよね。こうやって一緒に読み聞かせができるのは小学生低学年までかな。と思います。もちろんそれ以降も読み聞かせはとても大事だと思うので、おすすめしますが、我が家の場合、だんだんと「自分で読むからいいよ。」と大人になっていってしまって、少し寂しいです。

幼児期にたくさん本と触れ合ったことで、徐々に読書好きになってくれてとても嬉しく思いますので、読み聞かせで本と触れ合うことの日課は続けていきたいと思っています。