『子どもの生まれつき性格』を大切に、親のかかわり方で能力が伸びる!
子育ては本当に至難の業です。
一生懸命子育てしているパパ&ママさんほど、そう感じます。
私自身最近、長男との関わりで悩んだ時に、誰かのアドバイスや、育児書に頼りたくなりました。そんな時に本当に参考になった本を紹介したいと思います。
「私の育て方、間違ってるの?!」と思い悩んだ時に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
育児で読書の時間が取れない!という方でも、こちらの本は自分の知りたい情報が一目でわかりやすく、読みやすい育児本でした。
\ママだけでなく、パパにもおすすめですよ!!/
子供の生まれ持った性格と、自分の性格と向き合うことで、子どもとの関わりにも変化が出ました。
3児の育児真っ最中ですが、初めて知ったことばかりでした。もっと早く知りたかったです!
本の紹介
すぐ泣く、怒る、騒ぐのにはワケがあります。
ママの不安解消に!ラクラク育児入門。
この本のすごい所は、子どもの性格のことだけを知るのではないのです。子どもに接する「親」の性格を、こどもタイプ or 大人タイプで診断できます。
親の性格を理解したうえで、子どもの性格との組み合わせで関わり方のアドバイスが見つかります。伸びる子は、親の見守り方にあったのですね。
こんな人におすすめ!
✔ 子どもとの関わりに自信が持てない
✔ その子に合った育児をしてあげたい
✔ いつも怒ってばかりになってしまう。有効な声掛けや見守り方を見直したい
✔ 子どもの性格を理解し、得意なことを伸ばしてあげたい
✔ 子どもの気持ちが理解できない
親だって人間です。どうしても理解ができない子供の言動や行動はいくらだってあると思います。
その中で子どもも親もストレスが少しでも減り、有効なコミュニケーションを気づけたらいいなと思います。
生まれつき性格とは??
私たちの性格には「生まれ持った性格」と「生まれた後に身につけた性格」から成っています。前者は生まれながらにして、備わった性格なので一生変わることはありません。
後者は後天的性格で、育った環境や役割、習慣の中で備わるものです。
「生まれつき性格」の影響力は大きく、根本的な言動はやはり「生まれつき性格」に基づくものが多いのです。
※本文一部引用
「先天的性格」=変わらない
「後天的性格」=変えられる
やっぱり、生まれつき性格って大きいのですね!
性格って環境によるものが大きいのかな?と思っていました。
子どもの先天性の性格を理解してあげながら、その子にとって適切に対応してあげることができます。子どもにとっても、非認知力を高めることができるのではないかと思います。
後天的性格が変えられるというのは、本当にそうだと思います。
【私の体験】
私自身、小学生までは人見知り&引っ込み思案でした。しかし中学に入ると、環境も友達も一変して、思い切って本当の自分を出せるようになったのです。私の場合は友人の影響がとても大きかったです。
元気いっぱいでポジティブ&目立ちたがり屋な友人に囲まれて、いつしか自分もどんどん前へ出ていける、挑戦できる自分になりました。
自分自身で変わる事ができたのは、親が自己肯定感を作り上げてくれていたから安心して、自分を変えることができたのだと思います。
基本的な性格については、根本的な部分は変わっていないと思いますが、考え方や行動には変化が出ていることは、間違いないです。
そして、子どもにとっても色々な環境を用意してあげることでも、その子の性格が思う存分発揮できるということですね。
お子さんの性格は、どのタイプ??
本文では「大人タイプ」と「こどもタイプ」によって性格の違いがあります。
- 大人タイプ = 保護者を必要としない
- 子どもタイプ = 保護者を必要とする
大人タイプは、何でも好きなように自分でやりたい子。
子どもタイプは、人から褒められたい、認めて欲しい、受け入れられたい子。
どちらが良くて、どちらがより幸せになるということではないです。
ちなみに、我が家には3人子どもがいますが、3人ともバラバラでした。環境は全く同じの3人ですが、先天性の性格は同じ兄妹でも個性があります。
(このタイプ別は、本書内にチェックリストがあるので、チェックをつけていき、数が多い方が当てはまります。)
このタイプを知ることで、難しいと感じていた息子の育児も楽になりました。息子は、親のアドバイスや指摘は聞かずに反抗することが多く、困っていました。そんな時には親ではなく、外部からの刺激で成長していくタイプだと知ったのです。
それを知ってから、私が注意して指導しなくてはいけないという心構えを緩くして、周りや環境に育ててもらうこともありだなと思いました。
組み合わせによって、対応のアドバイスやメリット&デメリットがあり、とても参考になりました。
親のタイプ別もチェックしてみてくださいね!親子の組み合わせが分かるので、面白いですよ!
その他、いやいや期の種類に対するアドバイスや、忍耐力をつける時期はまさかのこの時期だった!等参考になるアドバイスが詰まっています。
ちょうど、この情報が欲しかった!という情報が詰まっていますので、良かったら読んでみてくださいね!
本を読んでから実践したこと
この本を読んだ時、ちょうど小3の息子が反抗期?で注意すると、家で荒れることがありました。自分の感情だけで怒ってしまったり、押し付けるような注意や指図をしてしまっていたので、そこから改善です。
【大人タイプの息子】
- まず子どもの気持ちを大切に考える。注意ではなく、質問形式で。自分で次に何をしなくてはいけないのか、考えてもらう。
- 外からの刺激を受けれるような環境を作ってあげる。
- その環境の中で与えられた課題を、クリアした時に褒めてあげる役目に徹する。
- 自分の思い切り好きなことをしたい時間を作ってあげる。その時間は一切口出しをしない。
息子はとにかく、自分のしたいことがはっきりとあり、頑固なのでこっちも強く出ると、一気にやる気をなくすタイプです。
関わりに工夫をしてから、自分の気持ちも楽になり、息子も笑顔が増えたような気がします。勉強やスポーツの課題で忙しい毎日だったので、もっと子供のしたいようにさせることが大切だったのかな。
【子どもタイプの娘二人】
- 毎日、朝と夜「今日も頑張ったね。大好き。」あなたが必要だよ。と気持ちを伝える。
- 小さな課題を与えて、頑張っている過程をしっかりと見守る。
- 課題がクリアしたら、頑張っていたことと、しっかり見ていたことを伝える。そして、的確に褒める。
- 感情に共感する(楽しい、嬉しい、怒る、痛い、辛い)(全く間違っているようなことに対しては、共感ではなく諭すようにしています。)
とにかく共感して欲しい娘たち。頑張りも見ていて欲しいし、一番に褒めてほしい。大事にされていることを伝えて欲しい。
娘たちの方が、わかりやすく、子供らしいのでこの実践した内容はとても効果がありました。ニコニコご機嫌になって、わかりやすい子たちです。(笑)
親のタイプ別によって、子どもとのかかわりもポイントがあるのだと思います。
私も子供タイプかな。。。
最後に・・・
子育てで大事にしたい事をたくさん知ることができました。育児中は子供の言動や、注意の仕方に悩むことばかりだと思います。
それは真剣に育児をしているからこそぶつかる壁なのだと思います。そんな時に、一人で悩まずに、誰かに相談したり本からの情報に助けられたり・・・
育児中は助けてくれる人や情報はたくさんあるので、周りに頼りながら育児を楽しみましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡