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『スラムダンク』から学ぶ!スポーツ心理学

 

スラムダンクからスポーツ心理学を学ぶ

 今回は私が愛読している本『スラムダンク勝利学』についてです。

この本は一言でいうと、「人生の哲学書」です。

スラムダンクというと、主人公の桜木花道が、同級生のかわいい女子・赤木晴子の目に止まりバスケットボールを始め、桜木の根性・負けん気・バスケへの熱意と努力でチームを勝利へ導いていくというストーリー。コミカルなバスケ漫画だと思っていました。(スラダン素人ですみません。)

このスラムダンク勝利学という本は、そんな親しみのあるスラムダンクをかなりわかりやすく且つ、重要な勝利への考え方を心理学を交えて解説してあります。

 

 『スラムダンク勝利学』を読んで、まさかスラムダンクにこんなメッセージがたくさん込められていたとは本当に衝撃的でした!!

 

 スポーツをしている方や、お子さんがスポーツをしている方に特に読んで欲しいです。また、スポーツ以外でもビジネスや様々なシーンで役に立つ考え方です。

心に残った部分をいくつか紹介していきます。

 

スポーツ心理学を学ぶにはスラムダンクがおすすめ

スラムダンク 哲学

 

何かに挑戦していくということは、この先の挫折を味わうことが必ずあると思います。これはスポーツに限らず、生きて行く上で誰しもがぶつかる道だと思います。

勝ち負けが伴う競技では特に、「負けず嫌い」って本当に大事だと思います。

この本を読むきっかけになったのは、低学年からミニバスをしている息子の存在があったからです。ママ友から勧められたこの一冊の本が読むきっかけとなりました。

精神的にも、考え方を変えると楽になるという事と、考え方を整えることで正しく物事を進めていけることの大切さを知りました。

スポーツ心理学の考えで勝つ!

正しい考え

長くスポーツを続けていくために親ができることは、「健康管理」「メンタルのケア」がスポーツで最も重要だと思います。

このメンタルケアを知っているのと知らないのとでは、今後の成長に差が出ると感じました。。

親や指導者の声掛け、考え方次第で子供の成長って変わります!

日々の練習を「意識」して取り組む

ただコーチに言われたことをこなし、目標もなく練習していた場合と、目標を立てて一つ一つやっていることの意味を考えながらこなしていった場合。過ぎていく時間の価値は100倍も違ってくると思います。

  • 花道がレイアップシュートをマスターするために、「置いてくる」と唱えて、ボールに意識を集中させる。
  • ランニングシュートをマスターするために「一歩二歩」と数えてステップする。
 
花道の意識して練習するシーンがあります。上達は意識・考え方から始まるのですね。
 

ただ何も考えずに、たくさん練習すれば良いというわけではないということですね!

これはスポーツだけに限らず、社会人になってもずっと役に立つ考え方を子供のうちから学べることになるのではないかと思います。

体に染みつくまで習慣化させる

 バスケットボールはハビット(習慣性)・スポーツと言われる代表的な競技です。習慣化するほど練習したことが、やっと試合で発揮できるのです。一本のスリーポイントを成功させるために、年間何万本も打ち込むのです。

 とても納得のいく言葉ですね!仕事でも勉強でもそうです。

ただ、この同じことを何度も何度も繰り返す練習こそが、とても難しいことですよね・・・

そうです!習慣化するまでが最も苦しいのです。そんな時に「スリーポイントの成功」をイメージする。その先に待っている自分が想像でき、目標に向かう努力が少しでも楽になるのです。

目標を達成できる人は、血がにじむような努力をした結果に、成功があるのですね!

するべき事を意識する大切さ

普段の生活の中で、毎日のするべきことは決まっていますよね。

しかし、”するべき事”は正しいものなのか?と疑問に思ったことはありますか?

”するべき事”が正しいものでないと、目標達成のために”変化”できずに、無駄な労力だけをかけることになります。

 

確かに、変化を求めるのであれば当たり前の事に「疑問」を持つということをしていかなければいけなかったのですね。当たり前のことを当たり前と考えないという考えに結びつきます!

目標が高ければ高いほど当然”するべき事”は大変なことが多いはずです。しかし目標を決めたのは自分自身。仮にそうでないとしてもその船に乗ると決めたのは自分自身のはずなのですから。

 

継続と疑問を持って取り組むことがスポーツ心理学では重要なのです!

自分自身で決めたことに愚痴を言わずに腹をくくろう!

本当にハッとする言葉だらけでした。自分が目標を設定することについて、簡単に決めたのではないのであれば尚更、目標を設定した責任は自分にあります。

コーチ・監督が決めたとしても、その目標を受け入れたのであれば、目標に向かって進むしかないのです!

 スポーツ心理学の鏡の法則 

 セルフイメージには鏡の法則が存在し、それが当てはまるということです。

これは普段の生活でも当てはまります。人の悪口や、愚痴を言うことは知らずに自分のセルフイメージを縮小させます。

人の悪口を言ったことで、逆に自分が苦しむことになってしまうこと、結構あると思います。悪口を言っても何も良いことはありません。罪悪感が残ったり、その悪口が本人の耳に入ってしまったり・・・悲惨です・・・

自分自身には決して言わないことを他人にぶつけることは一流の勝利者はまったくしません。

自分にして欲しいことを周囲にすれば、それもまた自分に返ってきます。自分が頑張って辛い時に励ましてほしければ、まずは頑張っている人を褒めるのです。

 人は自分に関心があって、つい人の良い所を褒めることが習慣化されていない。ということもあると思います。

自分の経験でも、他人から褒めてもらうって、本当に嬉しいですよね!そして、その人に好意を持ちます。その人が困っていたら、助けてあげたくもなりますね。

逆に、仕事で人のミスを吊るし上げるように面白がって話したり、上司に告げ口したり、よくある話しだと思いますが、何も得なんてありっこないですよね。

告げ口したことが本人の耳に入り結局自分が苦しくなるのなんて目に見えています。

そんなことにエネルギーを使わずに、素直に人を褒めることに意識してみましょう。

ここが重要!あきらめは最大の敵

諦めは敵 バスケ

あきらめの心はどこから来るのでしょう。きっと結果ばかり気にしてしまい、そのプロセスを重要視しないと、挫折する可能性は高くなると思います。

これは一流の選手の思考の条件なのだそうです。

変化を感じる能力、変化を意識する能力、変化から学べる能力、変化を楽しめる能力があってこそ、結果は後から付いてくるのです。

諦めることは最大に簡単であって、最大の敵です!

『変化を楽しむ』ということは、継続させるということに最も重要なのだと思います

息子が短距離走で、去年は自分より遅かった子に抜かされてしまったということを、家で話しました。去年よりも早く走れるようになったのに。

落ち込んでいる様子・・・

抜かされてしまったという結果はありますが、去年より早くなっているということに注目しました。

「でも○○(息子)のタイムは去年より早かったんだよね。練習を頑張ったからだよ。すごいね!」と声がけすると、表情がパッと明るくなり、「そうだね、去年より早かった!よし、次は負けないぞ!」とプラス思考へ方向転換しました。

子供同士を比べずに、子供自身が成長した変化を見ることが、重要だと思いました。

 結果のとらえ方こそ勝負の分かれ目

勝負には必ず、結果が伴います。

結果をマイナスにとらえてしまうと、その後の活動意欲が一気に減ります。勝負に勝ち、調子が良くなるのは誰でもそうだと思います。

逆に精一杯努力した結果で、負けた時はどうでしょう。がっかりして不満や、まだまだという感情が生じると思います。その結果のとらえ方が、その後のモチベーションを左右します。

満足できない結果にどう学び、発見し、情熱を落とすことなく次への変化のために充実した行動をとれるのかこそが大切でしょう。

  

スラムダンクの中で、山王工業のヘッドコーチが、敗れた試合後の選手たちにかけた言葉が素晴らしいのです!この言葉は永久保存版ですよ!

はいあがろう。「負けたことがる」というのがいつか大きな財産となる。

コーチとして、最高の言葉を選手に投げかける。こんなチームは絶対に強くなって這い上がってくると確信できます。

この言葉をかけられるコーチに学べているということに感謝です。結果に落胆するのではなく、それを財産ととらえることができること。この考え方こそ、今後の人生において大きな財産となるのでしょう。

最後に・・・「感謝」を忘れない

ミニバスから初めて10年以上バスケを続けていた友人が、「親のサポートがあってこそ、ここまで続けてこれた。」と話しをしてくれました。

今になってもきちんと感謝しているということに、ジーンときました。感謝しているのは親だけではありません。仲間やコーチ、他の保護者のサポートなど、常日頃感謝が必要だと思います。当たり前に作られた環境なんてないのですから。

そして、スポーツ活躍することは一人では絶対にできません。個人競技だとしても、コーチや監督、大会準備やメンテナンスをしてくださる方々、選手のために色々な人たちが動いて協力してくれています。

精神的な面でも一番身近なチームメイトやライバル、色々な力が作用して今日も自分が力を発揮できるんだ!ということを忘れてはいけないのです。

スポーツに限らず、普段の生活の中でも、感謝するが大きな力となって自分に返ってくるのだと思います。

素晴らしい本に出合えたことに本当に感謝です。

 

\読んでいただき、ありがとうございました♡/

 

 ◆スラムダンク勝利学 / 辻 秀一

 ★「スラムダンク」著者 井上 雄彦さん推薦本★

 

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