子供の肘が抜けた(肘内障)繰り返すの?!対処法は??
我が家の長女はとってもわんぱく!!
とても良く動き、活発です。それ故に2歳からよく、肘(ひじ)が抜けていました。
一番多かったのが2歳~4歳。その回数はなんと、約10回以上!!
もう慣れてくると、「あ、またやったね。」動きと表情で、すぐわかります。
こんなに関節脱臼をするのは、うちの子だけなのでしょうか。
不思議でなりません。
長女はすでにもう小学生になり、脱臼は全くなくなりました。6歳以降になると、
ですが・・・・・
末っ子が2歳になり、最近肘がよく抜けるのです。もうすでに2回経験。終わったと思ったら、また繰り返しです。
肩の脱臼ではなく、肘の脱臼なのです。この肘の脱臼を肘内障(ちゅうないしょう)といいます。
もし、お子さんが脱臼してしまった場合、まずは慌てず、落ち着いて対処しましょう。
すぐに病院や接骨院に電話したいところですが、うちの場合は、その子によって痛がり方も対処法も違いました。少し間をおいて様子を診ることも必要だと感じました。
小学生までに経験するお子さんが多いと思います。もし肘内障になった場合の親の対処の仕方と、ひじが抜けたパターンをまとめました。
肘内障は子供によくあるケガ
親や、友達に引っ張られたり、遊んでいて転ぶ、不自然に手をついたら突然腕が動かせなくなってしまった。ということがありますが、この「腕が抜けた」状態のことを肘内障(ちゅうないしょう)と言います。肘の骨の一番上の骨頭部というところが、肘の輪状人体という人体から外側へ手の方にずれることで起きる「亜脱臼(あだっきゅう)」です。
2~6歳の子供に多いのですが、その中でも若干「なりやすい子」というのはいます。子供の骨格が発達するにつれ、起きなくなっていきます。
娘二人は、その「なりやすい子」の中に入ると思います。繰り返し癖になっているのです。
肘の脱臼!原因は??
肘の脱臼で接骨院に来院すると、まず最初に聞かれるのが、「引っぱったの?」「どういう状況だった?」親が見ていて状況が把握できている場合は良いのですが、見ていない場所でぶつけたり転んだりした場合は、骨折の可能性もあります。
我が家の場合は、毎回同じようなパターンでの出来事でした・・・(笑)
肘内障パターン① 兄妹でじゃれていて腕をひねった
長女が2歳の時に、初めて肘が抜けました。兄とキャッキャ!大騒ぎで遊んでじゃれているなと思っていたら突然「わー!いたいー!!」と大声。
長女は腕を押さえて大泣きしていたので、これはもしや抜けたか痛めたか!
そういえばさっき、腕が自分の体の下敷きになって、ねじったような感じだったな・・・(嫌な予感・・・)
その時は初めてのことに大慌てでした。
しかも!時刻は夜7時!!
おっとー!通常の診療時間の診察では対応してもらえない時間ではありませんか。
よりによってこの時間か~。思い当たるのは、近くの総合病院。早速電話し、受診しました。
何度も脱臼を繰り返しているので、どんなパターンで脱臼したのか、振り返ってみました👇
肘内障パターン②腕を急に引っ張る
子供をと歩いていて危険な場面で、とっさに腕を引っ張る時ってありますよね。
車から避ける時や、転んだ時に腕を引っ張ってしまったり・・・
腕の力が抜けている時に、とっさに引っ張ると、ふとした加減で簡単に抜けてしまうのです。このパターンはもう数回やっていますが、本当にふとした時なので、私も油断してしまっていました。
子供も何度もやっているので、自分でもわかります。
「あ!痛い~また~!」あ~やったな。
肘内障パターン③こちょこちょで大暴れ
すみません。何度も言いますが、我が家はわんぱく一家です。親である私たちも全力で遊びます。(笑)罰ゲームでこちょこちょになると、子供も面白くなって「もっとやってーーー!」「よ~し!覚悟しろよー」となるわけです。
そこで、ほんの一瞬なのですが、床に寝転びぐるっと一回転した際に、体と床の間に腕が挟まってひねった?!瞬間・・・
「あ~痛い~」
・・・・・・・
またか!
肘内障パターン④腕をブンブン振る
親子遊びや、兄妹でよくやる遊びなのですが、向かい合って両手を繋ぎ、縦横にブンブン振って、曲に合わせたりしてとっても楽しそうに踊っています。
横に振る分には良かったのですが、縦にブンッ!と振った時の瞬間・・・
「い~た~い~!」
はい、もう言わなくてもわかるからね。
じゃ治しに出かけるよ~。はいはいっと。
脱臼時の腕の様子
初めての出来事だと、脱臼なのか判断がつかないですよね。どんな状態になる
のでしょう??
我が子2人の症状はこんな感じでした。(参考までに)
- だらーんと下に向けたまま手の指しか動かさない
- 肘を曲げようとすると、痛がる
- 手の平を表にしたり、裏にしたりができない
- お化けみたいな手をする(恨めしや~の片手バージョン)
- 肘に痛みがあり、泣く
2・3回目くらいからは、親でも感覚ですぐわかります。
子供の肘内障【対処法】
もし肘の脱臼かな?と思ったら、医療機関にまず電話してみましょう。
しかし、うちの末っ子2歳の場合は、30分ほど様子を診ると、何かの加減で抜けた肘がハマり、2回とも自分で治すことができました。末っ子に関しては、まずは様子を診る。ダメであれば受診するというパターンでした。
しかし、長女に関しては痛がり方も強く、とても自分で治せるような状況ではなかったので、必ず受診して治してもらっていました。
整形外科を受診
初めての脱臼での受診は総合病院で時間外でした。夜間など、救急で行くほどではない場合は、そのまま開院時間まで待っても良いかと思います。
しかし初めてのことで、慌ててしまいました。激しく痛がる場合や、心配な場合は早めの受診が良いかと思います。
運良く、この日は夜間当番の先生の中に整形外科の先生がいらっしゃいました!
良かったー!
もし整形の先生がいなかったら、どうするのだろう・・・一晩待つのか???
その時の子どもの状況は非常に痛がって泣いていたので、一安心しました。
とにかくラッキーですぐ診てもらえました。先生は腕を触り色々確認し、曲げたりしなら、一瞬で「コキッ。」っとひねり?治してもらえました。
その間、長女は激痛に泣きわめき放題( ゚Д゚)💦
時間外料金のうえ、ひじを直す行為は『関節脱臼非観血的整復術』にあたり、いいお値段でした。
(当時は、市での子ども「児童医療福祉受給者証」の、一定額支払いのみは、まだ適応されていませんでしたので2割とはいえ、今より実質負担は大きかったです。)
夜に子供の腕を引っ張ってはいけません。
反省・・・
接骨院を受診
娘の場合は、何度も癖になって脱臼していたので、2回目の脱臼では、近くの通いやすい接骨院を受診しました。
待ち時間も少なく、何度も通っているうちに、「まただね~待ってたよ~」と言われるほど常連になってしまいました。
ある時は、日曜の夜9時に脱臼してしまったのにも関わらず、電話すると快く治療してくださいました(泣)
迷惑な患者です・・・
しかし本当に感謝でいっぱいです。
何度も繰り返すお子さんは、かかりつけを持っておくと安心かと思います。
娘は痛がってはいましたが、治療が一瞬で終わるので、その後飴をもらったりして楽しく通わせてもらいました。今となっては良い思い出です。
保険は適用される?
保険は適用されます!
また、地域によりますが「児童医療福祉受給者証」は接骨院での治療は(その場での現金給付が)対象外となります。
通常の保険診療の2割負担となります。
病院では福祉医療が対象となりますので、お住まいの地域による一定負担額のみの支払いで大丈夫です。
(※一定額は採用されている地域により、金額が異なります。)
(※児童医療福祉受給者証については、お住まいの役所へご確認ください。)
受診前に少し様子を診る
末っ子の場合、初回ではすぐに接骨院に受診した際、偶然にもすでに治っていたのです!
接骨院の先生は「何かの加減で、腕を曲げた際に入って元に戻る場合もある。」とおっしゃっていました。どうやら末っ子は自分で治したようです。
2回目の肘内障では、(あ、外れたな。)とは思った時には、最初は本人も痛がっていました。そっとして様子を診ていると、何かの拍子に入ったのか、腕を曲げて遊び始めたので、手のひらを裏返したりして治ったのか確かめました。
やっぱり治っていたようで、安心しました。肘内障治療後は念のため、安静にして過ごすよう心掛けています。
まとめ
もしお子さんの肘が脱臼したかな?と思った場合には、慌てる必要はありません。
激しく痛がるような痛みではなければ30分ほど様子を診るようにしています。その間に
偶然に治ってしまえば良いですし、もし治らない場合にはその後の受診をおすすめします。
youtubeなどにも治し方の動画があるようですが、私は怖くてできません。
力の加減で骨折してしまったり、治りにくくなることもあるようなので、きちんと受診しましょう。
強く腕を引っ張ったり、ねじるような事は6歳になるくらいまでは、控えた方が良いですね!うちの末っ子もお転婆なので、また繰り返しそうな予感がしています・・・
このまま6歳まで何事もなく、過ごして欲しいと思います。
\ ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡/